2021シーズン展望(ST,FW)
1.2021シーズン展望(ST,FW)
2021シーズン展望ST,FW編です。(3月に書いたのでザーゴ監督前提で書いてます。)
明確にはST(トップ下)というポジションがあるか微妙ですが、開幕前のプレシーズンマッチ、ルヴァンでは1トップ、1トップ下(ST)を採用しているので固まってきたらこっちを採用する可能性は全然あると思います。(というより個人的上田綺世選手とエヴェラウド選手の2トップはあんまり合わないと思っています。)
ST,FWの候補としては
ST
土居
白崎
FW
エヴェラウド
上田
染野
になると思います。
実際上田選手以外は2列目での起用も考えられエヴェラウド選手も昨シーズンは左サイドハーフでの起用もありましたし上田選手との併用を考えると左がいいのかなと思ったりもします。
最終的なポジションの終着点が読めないので何とも言えませんが、今回は大まかにプレースタイルごとに分けて昨シーズンの振り返りと今シーズンの展望をしていきたいと思います。
2.J1屈指のストロングヘッダーコンビも安易な2トップは危険か
昨季はシーズン中盤に怪我に泣かされつつも26試合10得点の上田綺世選手と
昨シーズン序盤こそ苦戦したものの節のゴールを皮切りに33試合18得点と大爆発の活躍を見せたエヴェラウド選手。
彼ら2人は2トップで先発することもありザーゴ監督もシーズン序盤はこの形を考えているのかなとも思いますが、この2トップを先発で起用することはあまりベターではない気がします。
開幕戦では上田選手エヴェラウド選手の2トップででしたが、2人とも競り合いに強いためチームとしてアバウトな長いボールで押し込んでいく戦い方をしたのかなと思いますが、2人とも競り合いの準備をしてしまい、セカンドボールを拾う人がいなくなってしまい、思うように攻撃ができなかったように思います。
2人の動きがもう少し成熟してくれば片方が競って、もう1人がセカンドボールを拾う
等のプレーができるようになってくると思いますが、現状で考えると1FW,1STがいいのかなと思います。
柳沢と田代のハイブリット?昨シーズンは基礎技術も成長が見られた上田
昨シーズンは途中の怪我に悩まされながらも26試合10得点と2桁得点を記録した上田選手。
持ち味はオフザボールの動き出しです。プルアウェイしてスペースに入り込む動きと、
相手の裏に飛び出す動きの使い分けが得意で、その動き出しは柳沢選手の動き出しを彷彿とさせます。
また空中戦の強さもすさまじく、ディフェンスからのアバウトなボールも大体競り勝ちますし、クロスボールに対しても、動き出しの良さ+空中戦の強さで多くのチャンスを作り出し田代選手選手を思い出させるプレーです
おそらく本人は海外移籍を狙っていると思いますが年齢も22歳で若い年齢ではありません。
まずは今シーズンに得点を量産して次のステップを目指してほしいです。
気づけばチームのエースといえる存在に。男気残留でサポを沸かせた。_エヴェラウド
昨シーズンはシーズン序盤こそJリーグと日本の環境に苦戦したのか、なかなか活躍できませんでしたが、気づけばチームのエースといえる存在になっていてものの違いを見せつけました。
持ち味は強靭すぎるフィジカルとJリーグでは見たことないような破壊力のシュート。
それでありながら、パワーだけでなく技術も高くかつハードワークも怠らないという
正直J1では弱点がほぼ見つからない選手です。
昨シーズンは怪我の影響もあった上田選手も今シーズンはフル稼働できることを考えるともちろん2トップも考えられますが、自分は左サイドでの起用も考えられると思います。
実際昨シーズンも上田選手と併用する際は2トップではなく、左サイドでプレーすることも意外と多くあり、こっちのほうがチームとしてうまく回っていることが多かったように思います。
パワーが持ち味の選手でありながら技術の高さやインテリジェンスの高さも見せてくれる選手なので今シーズンはどんなプレーを見せてくれるのかとても楽しみです。
プレースタイルの掴ませない万能型のFW、STやOMFなど様々なポジションでの起用も
昨季荒木選手、松村選手と同様高卒ルーキーとして加入した染野選手。
染野選手プレースタイルはFWというポジションにとらわれず、
様々なポジションができるかつ非常に落ち着いてプレーができる
サッカーIQの高さにあると思います。
昨シーズンはFWより2列目やSTといった立ち位置でプレーすることも多かったですが、
どこでプレーをしてもスムーズにプレーができ、かつ周りの選手を活かす動きやパスも
非常に多く見られたと思います。個人的にはより目立った選手になるためにもっとエゴのあるプレーをしてもいいかとも思いますが、
染野選手の良さは変にエゴを出さず必要な時に必要なプレーのできるところだと思うので、マイペースに頑張ってほしいです。
チーム屈指の技術力も今シーズンもバックアッパーか 遠藤康、白崎凌平
チーム内屈指の技術でゲームに違いをもたらせる遠藤選手と白崎選手。
昨季は遠藤選手はところどころ試合に出ては出るたびに違いを作っていた気もします。
ただ前線ハイプレスを求めるザーゴ監督の下では、走力のあるアラーノ選手、和泉選手、土居選手や若くて推進力のある荒木選手のほうが起用されることは多かったです。
また白崎選手は2019シーズンの活躍から今シーズンは主力としての活躍が期待されましたが、怪我が多く思ったように練習すらすることもできなかったように感じます。
白崎選手も遠藤選手同様違いの作れる選手で、また相手の戦術やプレースタイルに合わせてプレーを変えることも得意で、先発でもベンチからでも活躍の見込める選手です。
(現在怪我してしまっているようなので気がかりではありますが...)
2人ともいつ出てもオンザボールで違いを作れる選手であることは間違いないので、
どのように起用をするのか等含め非常に楽しみです。
チームのために汗をかく鹿島の8番 土居聖真
昨シーズンチームチーム3位タイの31試合(うち26試合先発)に出場した土居選手。
Football Labのデータでは昨季トップ下(ST)で17試合サイドハーフで9試合(先発時)で
プレーをしました。
ただ、サイドハーフでプレーした際はやや質が落ちる印象で、一番土居選手が活きるのはポストで競れたり一人でタメが作れるFWの後ろにいる時だと思います。
その点からも自分は1トップ+1STでいいと思ってます。土居選手はサイドに流れたり落ちてきたり、裏に抜けたりと様々な動きでバリエーションを作るのが得意な選手だと思います。よって最初からある程度立ち位置のあるサイドハーフでは土居選手の長所が活きないのかなと思います。
また土居選手には今まで通りの周りを活かすプレーやチームのために汗をかくプレーもしてほしいですが、今シーズンは鹿島の象徴としては若いころのように少し強引にでも相手をはがして点を決めに行くプレーも見たいなと思います。
もちろんアカデミー出身で常に勝つためにプレーしている先輩を長年見てきたからこそスタイルかとは思いますが、土居選手本人の価値を高めるためにも今シーズンは己のエゴのあるプレーを見たいと思います。
3.多種多様な選手たち、生かすも殺すも監督の手腕次第
2列目、FWの選手は起用がかなり流動的で読めないところが本当に多いと思います。
(個人的にはFW上田選手、左MFエヴェラウド選手、トップ下土居選手がベストかと、)
ハイタワー二枚を安易に固めることは個人的には危険かなとも思いますし、
染野選手、土居選手なども非常に器用な選手ですが、どのようなポジション、役割を与えるのか本当に難しいところだと思います。
やはり最終的には監督の手腕にかかっているところは大きいと思うので、ザーゴ監督の采配には期待したいところです。
2021シーズン展望(OMF)
1.FW,ST,OMFは超混戦模様
2021シーズン展望今回はOMF編です。
いろいろあって相当遅くなりましたが頑張ってやり切りたい(笑)
(3月頭に書いたのでまだザーゴ監督のままです(笑)))
OMFの候補としては
ファンアラーノ
和泉
荒木
松村
須藤
カイキ
が主でしょうか。(土居、白崎、遠藤康はFWにて)
昨シーズンから考えるとアラーノ選手と和泉選手がファーストチョイスかと思いますが、
新加入のカイキ選手は勿論昨シーズン飛躍を見せた荒木選手、松村選手も主力の座を掴む可能性は全然あると思います。
また今年の高卒No1ルーキーともいわれている須藤選手も昨年のルーキーのように1年目から試合に絡んでほしいですね。
助っとブラジル人らしからぬ献身的なプレーを見せたアラーノ
自分が鹿島に来る前のアラーの選手のプレーを動画で見たときに、昔鹿島にいたレナト選手や遠藤康選手のような独特の間合いやテクニカルなドリブル、前を向いてのスルーパスに特徴のある選手かと思っていました。
実際に昨シーズのプレーを見ると、運動量やスピード、守備をさぼらないことが特徴のとても献身的な選手でした。
ただ32節にはそこ通るのかといったスルーパスも見せていて、スピード感ある
ドリブルの中でも精度の高いスルーパスが出せる選手だと思います。
おそらく上田選手のように常に裏を狙っている選手とは相性がいいのではと思うので、
今シーズンは献身的なプレーはもちろんスルーパスからのアシストにも期待したいです。
スピードと運動量でシーズン序盤を支えた和泉
シーズンの序盤、中盤にかけてスピードと運動量でチームを支えた和泉選手。
市船特有の身体能力ごり押しなプレースタイルですが、非常に器用な選手で、
昨シーズンはサイドバックで起用もありました。
個人的にはアラーノ選手とスタイルが似ていると感じるので、アラーノ選手と和泉選手でサイドの1枠を争うのではと思います。
詰まったゲーム展開を個人で何とかしてくれるというのも和泉選手の持ち味だと思うので途中交代からチーム助けるプレーも今シーズンは多く見られるのではと思います。
ここまでの活躍を誰が予想しただろうか_荒木
昨シーズン一番鹿島サポを驚かせたのはこの荒木選手だと思います。
高卒ルーキー1年目にもかかわらず昨シーズンリーグ戦26試合に出場し主力の1人として
プレーをしました。
同じ東福岡高校の先輩である本山雅志選手の若手時代を彷彿とさせる細かいドリブル、
そして本山雅志選手が晩年に見せた狭いスペースでボールを受けてからのスルーパスの
両方を高卒1年目にして披露していました。
先に紹介したアラーノ選手や和泉選手より、ギャップでボールを受けてプレーすることが得意で、中に絞ってトップ下のような役割でプレーをすることもできます。
従来の鹿島といえばボックスの4-4-2でサイドハーフが内側でプレーをすることが多かったので荒木選手のほうが鹿島っぽいなって感じる場面は多くあると思います。
今シーズンは2年目となり、周りの選手も警戒してくるとは思いますが、それを上回るプレーを荒木選手には見せてほしいです。
また何年も国内でプレーするランクの選手ではないと思うので、鹿島で活躍して
海外の4大リーグでプレーするところも早く見たい選手です。
自分の特徴が通用することを見せた昨季、今シーズンはより柔軟なプレーを_松村
荒木選手と同じく昨年の高卒ルーキーの松村選手。昨年は13試合に出場したものの、すべて途中出場で、ルヴァンも含め先発での出場はありませんでした。
松村選手のプレーの特徴はスピードでサイドをぶっちぎるドリブル突破で今までの鹿島ではあまりいなかったタイプだと思います。
開幕前の練習ではパス回しがへたくそで三竿キャプテンに怒鳴られたりもしたそうですが松村選手の特徴であるドリブル突破はJ1のDF相手にも十分に通用することは昨季見せてくれたように感じます。
常に気持ちのこもったプレーを見せてくれる選手で見ている側からしても活躍してほしいなと思う選手ですが、今のザーゴの戦術では中盤の選手にコンビネーションで崩す能力が求められるので、個でドリブルで抜くタイプの松村選手には厳しい状況となっており、状況に応じた柔軟なプレーが要求されます。(逆にサイドハーフタッチライン張り付きの大岩監督ならもっとスタメンで出れてた?)
個人的にはもっと長い時間プレーを見たい選手なので、今シーズンはまずスタメン出場を目指して頑張ってほしいです。
実力は未知数場合によっては過剰戦力の可能性も_カイキ
youtubeでの動画でしかプレーを確認していませんが、個人で崩すタイプというよりは
周りとの連携を使って崩すタイプなのかなと思いました。
プレースタイルもどちらかというと地味な印象でまじめな選手なのかなと思います。
今のザーゴ鹿島には合いそうなタイプに感じますが、先にあげた選手たちや須藤選手もいることを考えるとやや過剰戦力な可能性も考えられるのではと思います。
2.層の厚さは十分。モチベーションの維持、選手の使い方がカギに
今回上げた選手に加え白崎選手、土居選手、遠藤選手もこのポジションでプレーできることを考えると選手起用の選択肢は非常に多いといえると思います。
逆に言うとザーゴ監督の手腕が非常に問われるところでもあり、
前線からハイプレスを基本戦術に置いていることから90分間激しい上下動を繰り返せる
アラーノ選手、和泉選手が先発候補かなと思いますが、交代枠が5人のレギュレーション等も加味して全く違うチョイスも考えられますし、今は途中交代から爆発力のあるドリブルでサイドをぶっちぎっている松村選手も、
先発起用させ立ち上がりからガンガンドリブルとプレスで相手のサイドバックにダメージを与えていく戦い方等も考えられます。
非常に様々な選択肢が考えられますが、ザーゴ監督の手腕に期待したです。
2021シーズン展望(CB)
1.犬飼のパートナーは未だ固まらず
今回はCBの展望をしていこうと思います。CBの候補としては
犬飼
町田
関川
林
になるかと思います。
ファーストチョイス犬飼選手はおそらく昨季と変わらず、その相方を誰が務めるかで
3人が争うといった形になるかと思います。
町田選手、関川選手はおたがいにまだまだな部分が昨シーズン多く見られ、
今シーズンも不安要素の一つであるかと思います。
しかし過去にはまだ若い昌子選手、植田選手を
同時に起用するといったシーズンもあり、最初はミスも多かったですが、
どちらも日本を代表するCBに成長しています。
町田選手、関川選手、そして林選手もなるべく多くの試合に出場して
日本を代表するCBに成長してほしいです。
安定感を増しCBの中心に_犬飼
鹿島にきてもう4年目になる犬飼選手ですが年々存在感は、安定感は増しているように感じます。
加入当初から技術の高さには定評がありましたが、それ故にきわどいパスやドリブルからピンチをまねくことや、やや軽く見られてしまうようなプレーが多くありました。
昨シーズンはザーゴ監督の下で安定したパフォーマンスを見せていて、もともと定評のあった技術も犬飼選手自体が高い位置をとることができるくらい押し込むことで、
リスクが少なく技術が発揮できているように感じました。
また得点についても数自体が多いわけではありませんが大事な場面で決めてくれる印象のある選手なので、敵陣ゴール前での活躍も期待したいです。
激しさと冷静さ、安定感には不安_町田
まだまだ若い気がしますが気づけば23歳の町田選手。彼のプレーには賛否両論あるのではないでしょうか。鋭い縦パスや高さには非常にストロングなものを感じますが、
守備の1vs1の雑さや体の向きの悪さがやや目についてしまう印象もあります。
もちろん相手が後ろ向きの時に前を向かせない守備はとてもいいとは思いますが、町田選手の場合やや手癖が悪く無理にボールを奪いに行きすぎてファールになったり、反転されてしまう場面が多く感じます。
また裏を狙われるシーンも結構多く体の向きに弱点があるように感じます。
長所であるパスや高さはそのままに、守備でもより良いプレーを見せてほしいです。
見た目は熱くプレーはクール_関川
昨シーズンは開幕こそスタメンで出場したもののシーズンの途中からはコロナの影響もありなかなか試合に絡めず難しいシーズンになってしまいました。
プレースタイルは見た目のわりに冷静で落ち着きのあるプレーをしている印象があります。守備においてもオンザボールでの守備はあまりガツガツ行くというよりはじっくり構えて待つけど距離も遠すぎない絶妙なポジショニングをとっている印象があります。
またカバーリングも早く、鹿島時代の昌子選手にやや近いプレースタイルなのかなと思いました。
明確な違いとしては攻撃での迫力は関川選手のほうが上回る点があるのかなと感じます。その点においては植田選手に似たプレーともいえるかもしれません。
かつてのセンターバックコンビの両方の長所を持ち合わせた関川選手が今シーズンはどんなプレーを見せてくれるのか楽しみです。
2.CBまとめ
基本的にファーストチョイスは犬飼選手であることは間違いなく二番手を誰が勝ち取るかが見どころになるかと思います。
個人的には町田選手が一歩リードかなと思いますが、プレーのカードも多い選手なので関川選手、林選手にも出番が回ってくることは間違いないと思います。
各選手が自分の特徴を発揮して鹿島の守備を支えてほしいです。
2021シーズン展望 (DMF)
1.新シーズンに向けて(DMF編)
2021シーズンの展望今回はDMF編です。
候補の選手としては
三竿
永木
レオシルバ
ピトゥカ
舩橋
(小泉)
あたりかと思います。
名古選手が湘南に移籍したもののピトゥカ選手の補強もあり、戦力的にはダウンはしてはいないといった印象です。
括弧をつけてますが小泉選手の起用もかなりあり得る話だと思いうので、最終的なスタメンを予想するのはかなり難しいです。
ただ開幕から数試合はコンディションの面からレオシルバ選手、ピトゥカ選手は起用が微妙なところなので彼らがコンディションが上がるまでに日本人の選手たちがどんなパフォーマンスができるかがポイントになるのかなと思います。
今や鹿島の象徴ともいえる三竿
加入当初はそこまで出番がありませんが、当時監督であった大岩監督政権からスタメン起用を増やし、今や鹿島の象徴ともいえる選手に成長しました。
なんといっても一番の長所は広い守備範囲と強いフィジカルです。
また攻撃面でもダイレクトでの縦パスや、細かい技術においても向上が感じられさらに安定感も増している印象です。
2020シーズン前はザーゴ監督のサッカーには合わなそうなでは出番が減るのではといった予想もありましたが、ふたを開けてみれば三竿選手なしで誰が出るのと思うほどの活躍を見せました。
今シーズンもDMFの中心はこの人だと思うので得意の守備を生かしてチームに貢献してほしいです。
なんでも屋過ぎる永木
昨シーズン出場数は31試合とチーム3位タイの出場数でしたが先発は12試合と
出場時間においてはやや満足の行く時間は得られなかったのかなと思います。
なんでも屋であるが故にベンチに置いておいたほうがチームとしてけが人が出た時の保険ができる、戦術的にも変更しやすいという点もあったのかと思います。
先日の水戸戦では本職のボランチでプレーをし、ワンタッチで縦に当てる鋭いパスや守備での寄せの速さは健在でした。
今シーズンの初めはブラジル人二人のコンディションが万全ではないので永木選手がボランチで先発起用されることが多いと考えられます。パートナーが三竿であることを考えると相方に必要なのは前への推進力と少し高い位置でボールを受けてのラストパス、シュートになると思います。
湘南時代の永木選手は奪ってからの推進力のあるドリブル、ラストパスにも特徴のある選手だったので今シーズンはそのころを彷彿とさせるプレーも見せてほしいです。
35歳になっても身体能力の高さは健在だが_レオシルバ
昨シーズン出場試合数32試合の2位、出場時間2374分の4位と相変わらずの鉄人ぶりを見せたレオシルバ選手。ザーゴ体制になり昨季は過去のシーズンよりシンプルにボールを散らす場面が増え、良くも悪くもレオシルバの単騎特攻頼みといったこともかなりなくなった気がします。
ただ昨シーズンは過密日程もありややパフォーマンスにもムラがあったように感じます。年齢も年齢の選手ではあるので全試合でMAXのパフォーマンスをすることは非常に難しいと思います。
この辺はザーゴ監督のマネジメントにもかかってくると思います。MAXのパフォーマンスならおそらくレオシルバ選手が1番だと個人的には思いますが、全試合でレオシルバ選手がMAXのパフォーマンスを出すことは難しいと思いますので、ザーゴ監督には他のボランチとに連携も含めて柔軟に起用してほしいですね。
久々にきたゲームメーカータイプのボランチか_ピトゥカ
正直まだyoutubeでハイライトを見た程度なのでどんな選手かわかりませんが、久々にゲームメーカータイプのボランチが見れるのかなと思います。(個人的には久保田選手以来)
youtubeではゴールシーンが多いのでわからないところもありますが、the左利きのボランチといったプレーをしてくれそうな感じがします。ただブラジルのサッカーはJと比較してプレースピードがやや遅い感じもしました。Jリーグのスピードでもピトゥカ選手の技術が発揮できるかが見どころではあるかと思います。
動画を見る限りピトゥカ選手はパワーもありそうな選手なので、早いプレッシャーを一度パワーで弾き飛ばしてそこから自分の得意なプレーを見せるといった形が多く見れるといいなと思います。
ここしばらく鹿島のボランチは潰せる、運べるタイプのボランチの起用が多かったですが、久々につなぐタイプのボランチを使うといった選択肢も見れそうで楽しみです。
まあとりあえずは入国制限が解除されて早くプレーを見てみたい選手です。
2.DMFまとめ
ピトゥカ選手も加わり采配にも幅が広がった気のするDMF。ビルドアップ時にボランチの一枚がCBの間に落ちてくるザーゴ監督のサッカーでは、落ちてこない側のボランチには2列目との連携(潜りなど)、ギャップでボールを受けてのスルーパスといった、高い技術と攻撃センスが要求されると思います。昨シーズンはその役割を主にレオシルバ選手がやっていましたが、そこにレフティでパサータイプと思われるピトゥカ選手が加わったことは非常に大きいかなと思います。
www.youtube.com 上の動画のような潜って前向きでボールを受けてのプレーも
三竿の相方には要求されるのではないだろうか
個人的にはシーズン終盤には三竿選手、ピトゥカ選手の2枚がスタメンになるのかなと予想していますが、ほかの選手も実績、実力とも十分な選手で、若い舩橋選手も含めどの選手が最終的に試合に出ているのか非常に楽しみです。
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2021シーズン展望 (SB)
新シーズンに向けて
ピトゥーカの移籍も決まり今シーズンの移籍関係はこれで終わりかと思うのでここで新シーズンの展望をしていきたいと思います。
今回はSB編です。
なぜサイドバックからなのか、自分のポジションがサイドバックだからです(笑)
1.柔軟な右
まずは右のサイドバックから、候補としては
小泉
廣瀬
●常本
(永木)
といった感じでしょうか。
内田篤人選手、伊藤幸敏選手が抜けたポジションではありますが、
かなり充実しておると思います。
というのも小泉選手と廣瀬選手をどっちをどう使うかで
大体のシチュエーションに対し柔軟に対応ができると思われるからです。
対人の守備と攻撃の連動性では小泉
クロスやうちに絞るなど攻撃のアレンジ、スピードでは廣瀬
といった具合でこの二人の時点でバランスがすごくいいと思います。
ここに常本選手はどういった特徴を見せていくのかが非常に楽しみです。
(当人大学サッカー等ほぼ見ないのでどんな選手か知らない(笑))
・攻撃面で成長を見せた小泉
廣瀬選手の怪我でチャンスが回ってきた形の小泉選手でしたが、
そこから見事にポジションをつかみ終盤には廣瀬選手も復帰しましたが、
スタメンで鹿島の右SBを務めました。
要因としてはザーゴ監督の戦術変更にマッチしたことが大きいかなと思います。
開幕から4節まではハイプレス+後ろからつなぐ(サイドバックの位置取りめちゃ高)
だったため、相手はディフェンスラインを飛ばして長いボール、
後ろからのビルドアップをつぶしにくるシーンが多く小泉選手の特徴である対人の守備はあまり活きずまた攻撃面でも初めから高すぎる位置でボールをもらうため個人の技術等が必要なため小泉選手の特徴が活きにくい戦術でした。(そもそも序盤は試合に出てないので実際どうかはわかりませんが)
しかし5節マリノス戦以降若干理想を捨てて従来の鹿島の人の配置に近い形に変更したためSBが低い位置で守備をするシチュエーションが増えまた低い位置からビルドアップに参加できるため周りのサポートを受けることができ小泉選手の特徴が活きやすい戦術になったと思います。
また小泉選手自身も攻撃参加のトランジションにかなり改善が見られ相手SBの裏に抜けるシーンも多くみられました。
あまり自分のイメージにはなかったのですが2020シーズンは周りを使いながら裏に飛び出すプレーが多く昨シーズンからの成長が感じられました
節、節のアシストは昨シーズンでは見られなかった形です。
あえて改善点等あげるとすればクロスの精度やタイミングにあると思います。
今シーズンは小泉選手のクロスからのアシストにも期待したいです。
・特徴を見せた廣瀬
先ほど紹介した小泉選手に対し、廣瀬選手の特徴は攻撃時のポジショニングとクロスの精度にあります。小泉選手の22試合1アシストに対し廣瀬選手は10試合3アシストと
自身の特徴は見せることができたのではないのでしょうか。
しかしガンバ戦以降は(確か慢性)の怪我に悩まされ思うようなプレーができませんでした。
ただ出場した試合では廣瀬選手の特徴を見せることはできていたと思いますし、内側、外側両方でプレーするスタイルは西選手にも似たところがあるのではと思いました。
おそらく本人もシーズン途中から思うようにプレーができず悔しい思いがあると思うので今シーズンは昨シーズン以上に攻撃での貢献に期待したです。
2.鉄壁の左サイド
左サイドバックの候補としては
永戸
杉岡
(町田)
(和泉)
白崎(希望)
が上がると思います。
昨年からは山本選手が抜けやや層が薄く感じますが、そんなこと言ったら他チームから
怒られそうなくらい十分な戦力であるとは思います。
基本的には永戸選手、杉岡選手の二択だと思いますが、けが人の状況等では町田選手、和泉選手の起用も考えられます。
また自分の希望として白崎選手もあげておきました(笑)
(白崎選手はそのうち別でまた解説するかもです)
・印象と違った永戸
おそらく多くの人が永戸選手についてこう思っているのではないのでしょうか。
2019年のアシスト王が鹿島に来た時サポの多くが
・攻撃的
・クロスからのアシスト
を期待していたかと思います。しかし結果としてはアシスト数は2と
やや物足りなく感じる結果かもしれません。
しかし2019シーズンも10アシストのうち8っつはCKで
鹿島では必ずCKを蹴っていたわけではないのでまあ妥当かなといった感じです。
私が抱いた印象としては守備の安定感が高くかなりリスク管理をしているなといった
印象です。タックル数もリーグ10位(2019は5位)と守備での貢献はかなり大きかったと思います。
対して期待された攻撃ではトランジションから相手を崩すシーンや、
ペナルティーエリアの角まで進んでクロスを上げるシーン等は少なく
やや攻撃では迫力に欠けていたかもしれません。
とはいえ一試合の平均クロス数は4.4とリーグ4位でアーリークロスで
多くのクロスを供給していたことがうかがえます。
今シーズンはアーリークロスはもちろん相手の角を果敢に取りに行き
再びアシスト王を獲得してほしいです。
・思い描いたシーズンにはならなかった杉岡
杉岡選手本人もそう思っているでしょう。
永戸ともに昨シーズン鹿島に入団した杉岡選手は昨季わずか7試合しか出場できず
本人としても悔しいシーズンだったと思います。
スタッツだけ見ると杉岡選手は1試合平均クロス数5(リーグ3位)タックル数3(リーグ5位)と永戸選手を上回って見えますが、ビルドアップの安定感やクロスを上げれても体勢がすでに苦しいシーンが多くスタッツのわりには効果的なプレーができているとはいいがたかったかもしれません。
ただ1vs1の突破力はサイドバックの中でも高く、突破まではできているので
周りを意識して常に選択肢を持ちながらプレーできればより攻撃でも貢献できるのではと思います。
守備のタックル数は間違いなく彼の大きな特徴でほかの選手では寄せきれない場面もしぶとく寄せ続けボールを奪い取るシーンは多く見れました。
ザーゴ監督がある程度ボールを保持してゲームを進めるサッカーをする以上ビルドアップの能力は必須であるといえます。
鹿島で杉岡選手の苦手なビルドアップを成長させてスタメンをつかんでほしいです。
3.SBまとめ
右サイドは基本的に小泉選手がファーストチョイスになるのかなとは思いますが、
ザーゴ監督が昨年の開幕頃のサッカーにもう一度トライするなら廣瀬選手が
先発になる可能性も全然あります。
自分は昨シーズンの27節のフロンターレ戦のような感じで
小泉選手がスタートで固いゲーム展開にして
途中から廣瀬選手でクロスや攻撃のアイディアを出してもらうっていうのが
見ていてとても楽しいかなと思います。
小泉選手、廣瀬選手+常本選手を
ザーゴ監督がどう使っていくのか、相手に合わせて柔軟なチョイスができる
と思うのでとても楽しみです。
左に関しては特徴にそこまで明確に違いがあるわけではなく、基本的には去年の継続で永戸選手がファーストチョイスだと思われますが、杉岡選手の成長や、和泉選手、
その他思わぬ選手のコンバートも楽しみにしたいと思います。
また左右のバランス的も左からの崩しが昨季はあまり多く見れなかった気がするので、
左からもコンビネーションでサイドバックが裏に抜けるシーンが見たいです。
今年の目標
会社より唐突に与えられた課題
勤務先での会議中に突如今年の目標を立てて来いと課題を与えられた。
しかも次の会議で一人ずつ報告しなくてはならない。
非常に面倒だがいい機会なので今年の目標を立ててみることにした。
マンダラート
ふと以前先輩がやっていたマンダラートを思い出したのでやってみることに。
野球の大谷翔平選手が高校時代に使っていて一時注目を浴びたやつです。
まず真ん中に一番の目標、夢を書いて周りの8マスにそのために必要なことを書きます。
さらにそこから矢印の方向に向かって周りの8マスにさらにそのために必要なことを書いて完成です。
大谷翔平選手が高1の時に作ったものがこちらです
意外とざっくりした目標もありますね
マンダラートをやった感想としては結構ちゃんと考えてやらないと8個ってなかなか埋まらない(笑)
埋めただけで謎の達成感。どっかにマンダラートを埋めるって書きたくなります(笑)
これを仕事で報告するのか...?
ほとんどサッカー関係で埋まってしまった。真ん中はまたそのうちで(笑)
自分は社会人サッカーチームでサッカーを
しているが去年は怪我が多くてあんまり全力でプレーできることが少なかった。
(まあ全力でもたかが知れてるけど...)
ってわけで今年は特に怪我しない体づくりを心掛けていこうと思う。
あとは自分は左利きで右足はおもちゃ以下なので今年こそは右足でもそれなりに
蹴れるように頑張りたい。(毎年同じことを自分で言ってる。)
あとはまあ雰囲気で埋めたのが正直なところ...
仕事のところはこんな感じ。遅刻せず出社とか、組合の活動とかやたら低レベルな
気もするけどまあごまかせるだろ。
にしてもサッカーの目標ばっかりすぎる(笑)
結果仕事ではこの9マスだけ話して
マンダラートがどうとかは言わずに発表しました。
今回使用したアプリ
今回使ったマンダラートのアプリはこちらです。
実際作るのは結構楽しいし今のところサッカー関係は
目標を守れているので意外と効果はあるかもしれません。
ブログ開設しました
いつまでやる気が続くかはわかりませんが始めてみようと思います。
←アウトドア用品めっちゃおすすめです幕張、西宮に店舗あります
自己紹介はトップに詳しく書いておこうと思います。
まあ普通の20代スパーズ推し鹿サポ、職業サラリーマンです。
好きな選手は山本脩斗選手です(移籍してしまいましたが...)
字だけもさみしいのでオークションで落とした脩斗さんのスパイクでも載せてみます笑
記事の内容としては
・私の好きな鹿島アントラーズ(たまにスパーズ)についての分析や疑問点など
・自分のサッカー活動の備忘録
・その他雑談
って感じでやっていこうと思います。
始めたきっかけとしては
・コロナもあってスタジアムになかなか行けずサッカーモチベが下がっているのでサッカーモチベを上げたい
・いろいろな人のサッカー感を知りたい
のが主な理由です。
直近で今後書こうと思ってるのは
・土居ちゃんって本当にバランサーの役割を果たしてるの?
・鹿島の柴崎、代表の柴崎について
とか書こうと思ってます
まああくまで思ってるです(笑)
鹿島談議、サッカー談議に付き合ってくださる方よろしくです