2021シーズン展望(OMF)
1.FW,ST,OMFは超混戦模様
2021シーズン展望今回はOMF編です。
いろいろあって相当遅くなりましたが頑張ってやり切りたい(笑)
(3月頭に書いたのでまだザーゴ監督のままです(笑)))
OMFの候補としては
ファンアラーノ
和泉
荒木
松村
須藤
カイキ
が主でしょうか。(土居、白崎、遠藤康はFWにて)
昨シーズンから考えるとアラーノ選手と和泉選手がファーストチョイスかと思いますが、
新加入のカイキ選手は勿論昨シーズン飛躍を見せた荒木選手、松村選手も主力の座を掴む可能性は全然あると思います。
また今年の高卒No1ルーキーともいわれている須藤選手も昨年のルーキーのように1年目から試合に絡んでほしいですね。
助っとブラジル人らしからぬ献身的なプレーを見せたアラーノ
自分が鹿島に来る前のアラーの選手のプレーを動画で見たときに、昔鹿島にいたレナト選手や遠藤康選手のような独特の間合いやテクニカルなドリブル、前を向いてのスルーパスに特徴のある選手かと思っていました。
実際に昨シーズのプレーを見ると、運動量やスピード、守備をさぼらないことが特徴のとても献身的な選手でした。
ただ32節にはそこ通るのかといったスルーパスも見せていて、スピード感ある
ドリブルの中でも精度の高いスルーパスが出せる選手だと思います。
おそらく上田選手のように常に裏を狙っている選手とは相性がいいのではと思うので、
今シーズンは献身的なプレーはもちろんスルーパスからのアシストにも期待したいです。
スピードと運動量でシーズン序盤を支えた和泉
シーズンの序盤、中盤にかけてスピードと運動量でチームを支えた和泉選手。
市船特有の身体能力ごり押しなプレースタイルですが、非常に器用な選手で、
昨シーズンはサイドバックで起用もありました。
個人的にはアラーノ選手とスタイルが似ていると感じるので、アラーノ選手と和泉選手でサイドの1枠を争うのではと思います。
詰まったゲーム展開を個人で何とかしてくれるというのも和泉選手の持ち味だと思うので途中交代からチーム助けるプレーも今シーズンは多く見られるのではと思います。
ここまでの活躍を誰が予想しただろうか_荒木
昨シーズン一番鹿島サポを驚かせたのはこの荒木選手だと思います。
高卒ルーキー1年目にもかかわらず昨シーズンリーグ戦26試合に出場し主力の1人として
プレーをしました。
同じ東福岡高校の先輩である本山雅志選手の若手時代を彷彿とさせる細かいドリブル、
そして本山雅志選手が晩年に見せた狭いスペースでボールを受けてからのスルーパスの
両方を高卒1年目にして披露していました。
先に紹介したアラーノ選手や和泉選手より、ギャップでボールを受けてプレーすることが得意で、中に絞ってトップ下のような役割でプレーをすることもできます。
従来の鹿島といえばボックスの4-4-2でサイドハーフが内側でプレーをすることが多かったので荒木選手のほうが鹿島っぽいなって感じる場面は多くあると思います。
今シーズンは2年目となり、周りの選手も警戒してくるとは思いますが、それを上回るプレーを荒木選手には見せてほしいです。
また何年も国内でプレーするランクの選手ではないと思うので、鹿島で活躍して
海外の4大リーグでプレーするところも早く見たい選手です。
自分の特徴が通用することを見せた昨季、今シーズンはより柔軟なプレーを_松村
荒木選手と同じく昨年の高卒ルーキーの松村選手。昨年は13試合に出場したものの、すべて途中出場で、ルヴァンも含め先発での出場はありませんでした。
松村選手のプレーの特徴はスピードでサイドをぶっちぎるドリブル突破で今までの鹿島ではあまりいなかったタイプだと思います。
開幕前の練習ではパス回しがへたくそで三竿キャプテンに怒鳴られたりもしたそうですが松村選手の特徴であるドリブル突破はJ1のDF相手にも十分に通用することは昨季見せてくれたように感じます。
常に気持ちのこもったプレーを見せてくれる選手で見ている側からしても活躍してほしいなと思う選手ですが、今のザーゴの戦術では中盤の選手にコンビネーションで崩す能力が求められるので、個でドリブルで抜くタイプの松村選手には厳しい状況となっており、状況に応じた柔軟なプレーが要求されます。(逆にサイドハーフタッチライン張り付きの大岩監督ならもっとスタメンで出れてた?)
個人的にはもっと長い時間プレーを見たい選手なので、今シーズンはまずスタメン出場を目指して頑張ってほしいです。
実力は未知数場合によっては過剰戦力の可能性も_カイキ
youtubeでの動画でしかプレーを確認していませんが、個人で崩すタイプというよりは
周りとの連携を使って崩すタイプなのかなと思いました。
プレースタイルもどちらかというと地味な印象でまじめな選手なのかなと思います。
今のザーゴ鹿島には合いそうなタイプに感じますが、先にあげた選手たちや須藤選手もいることを考えるとやや過剰戦力な可能性も考えられるのではと思います。
2.層の厚さは十分。モチベーションの維持、選手の使い方がカギに
今回上げた選手に加え白崎選手、土居選手、遠藤選手もこのポジションでプレーできることを考えると選手起用の選択肢は非常に多いといえると思います。
逆に言うとザーゴ監督の手腕が非常に問われるところでもあり、
前線からハイプレスを基本戦術に置いていることから90分間激しい上下動を繰り返せる
アラーノ選手、和泉選手が先発候補かなと思いますが、交代枠が5人のレギュレーション等も加味して全く違うチョイスも考えられますし、今は途中交代から爆発力のあるドリブルでサイドをぶっちぎっている松村選手も、
先発起用させ立ち上がりからガンガンドリブルとプレスで相手のサイドバックにダメージを与えていく戦い方等も考えられます。
非常に様々な選択肢が考えられますが、ザーゴ監督の手腕に期待したです。